PEAKYの【カブ専門ガレージ】作業日報的BLOG

「やーいぃ、ベアリング落ちてんジャン」


なんてそんな方に気を取られていると・・・






「スプロケのスタッドボルト舐めてんじゃん、勘弁してよ～～」


それでスプロケ外す時に２本ナットが緩かったんだ


と勝手に納得


じゃあスタッドどうすっぺ？






いや～～、あるね




『フランジコンバートキット』作った時に長すぎてお蔵入りになったヤツ！



『捨てる神あれば拾う神あり』

『地獄に仏』

『渡りに舟』

『災い転じて福となす』

『猫に小判』　　違う






兎に角助かった・・・



と思いきや







ボルトぐら付いてる・・・？

スタッドボルトにWナットかけて









一瞬でもろくも落ちた


折れたね～～～、いや折れてたねぇ



『天国と地獄』

『泣きっ面に蜂』

『猿も木から落ちる』　これも違う






そして折れたボルトに穴を開け、『折れたボルト抜き』を入れ


タップハンドルで慎重に回す・・・・


そして『折れたボルト抜き』折れる・・・


「あり得～～～ん」






ここからはショックのあまり取り乱し画像無し


文字放送になります（放送じゃないよ）



今度はせっかく開けた穴を、もっと強力なモノで塞いだわけで・・・




因みに『折れたボルト抜き』しっかりと穴に喰い付く為に


螺旋の部分にダイヤのパウダーがコーティングしてある





『当り目に祟り目』





またドリルでもむ・・・


ダイヤの層にさしかかると音が変わり、ドリル折れる・・・


俺の心も折れる・・・





チタンコートのドリルが開けた穴を自ら塞ぐ・・・



また振り出しに戻る・・・・というよりも


スタートより更に下がる・・・


タイタニックで言うところの


『アイスバーグ　アヘッド！！！』


そしてタイタニックは氷山にぶつかり、短い時間で沈んでいくのである


ベクトル的にマイナスである・・・気持ちも沈む



暗礁に乗り上げたくらいならいいが、沈没である


完全にタイタニックの二の舞いである（何処が）



更に１サイズ上のドリルでもむ・・・


チタンコートの刃先ボロボロになり


俺も壊れる


『一難去ってまた一難』

また一難？・・・・・又一庵のきんつばが食べたくなった





『そしてボクは途方に暮れる』オオサワヨシユキの気分である・・・





そこで最後の砦、某会社に連絡



『こんなでこんなでこうなってボキ！なんです、取れますかねぇ？』の説明に


「そりゃ無理だね、新しいの探した方が早いよ」


「ですよね～」


『在庫であるかもしれない、見てやるよ』



それから１２時間・・・・・・


別にずっと待ってるわけじゃない、寝たし他の作業もした


気にはなる微かな期待すらしてる・・・・



ガレージには組みかけのホイールが寂しげにハブを待ってます






そして俺も４時を回り、眠くない・・・・



それは３時間ほど仮眠したから、３時間なら睡眠だな



雨脚が急に強くなったりまた弱くなったりまた強くなったりまた弱く・・・・



いい加減にしてくれ～～～～


性格なんだよ～～～


正確に伝えたいんだよ～～～～！！



この車両に対峙して感じた事は、


『中華には最後まで気を緩めるな！』

『納車するまでが修理（整備）です！』


ということ『油断大敵』



まだまだ終わらない中華のお話でした・・・


（尚この記事は全て事実に基づいて書いております）


早い話、ノンフィクションです